元トップアスリートからのメッセージ
月経困難症や無月経など、女性特有の問題を抱えながら競技に取り組む女性アスリートのために、元トップアスリートに自らの体験を語っていただきました。
〔インタビュアー:東京大学医学部附属病院 女性診療科・産科 能瀬さやか〕
動画・文章引用元:
「若年女性のスポーツ障害に関する研究」
吉井 小百合さん(元スピードスケート選手)
1984年11月28日生まれ/長野県出身
高校1年でインターハイ出場、500mと1000mで二冠達成。ジュニア新記録樹立(2003年)、ワールドカップ通算2回優勝と日本記録樹立、オリンピック2大会出場(バンクーバーオリンピックで500m5位入賞)。2010年に引退、現在は2児の母親。長野県スポーツ推進審議会委員(平成28年9月~平成30年9月)も務めている。
小原 日登美さん(元レスリング選手)・康司さんご夫妻
1981年1月4日生まれ/青森県出身
小学校3年生でレスリングを始める。日本選手権優勝、世界選手権優勝など数々の成績を残す。世界選手権では通算8回優勝、四連覇を達成。2008年に引退するも2010年に復帰を果たし、2012年ロンドン・オリンピック48kg級で金メダル獲得後、引退。2010年に結婚した元レスリング選手・小原康司氏との間に2児を儲ける。現在は自衛隊に所属し、産休後は後進の指導にあたる。
花岡 萌さん(元アルペンスキー選手)
1984年6月22日生まれ/富山県出身
2014年1月まで五輪出場を目指し、単身でワールド杯転戦。
会社員をしながら依頼に応じてコーチ業を行い、2016年4月より筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程体育学専攻にてコーチングを学ぶ。